代表理事あいさつ


 パイロットインターナショナルInc.,は米国ジョージア州メーコンに本部を構える国際民間ボランティア団体です。「脳の安全と健康」に焦点をあてたブレインマインダーズBrain Minders活動、他者を思いやる方々のサポートをするピックミーアップ活動、そして将来の ボランティア活動を担う青少年のリーダーシップ育成の3つを柱に、地域に根差した活動を  通じて社会に前向きな変化をもたらすことを使命としています。創立以来、パイロットインターナショナルは米国、バハマ、カナダ、日本、シンガポール、南アフリカの400以上のクラブに所属する40万人以上の会員によって支えられ、世界中の地域社会のさまざまなニーズに応え、パイロットインターナショナルの焦点に沿って、国や地域の多くの取り組みに研究費、奨学金、活動資金を提供しています。

日本では1951年に東京で最初のクラブが設立され、現在34クラブが全国で活動をしています。1990年に19番目の地区(ディストリクト)として認証され、2020年に一般社団法人パイロットインターナショナル日本ディストリクトとなりました。私たち「パイロット」は、行動の指針として倫理規約を重んじ、True Course Ever「いつも真実の道を」をモットーに、友情を育んでいます。

世界中のパイロットクラブで行われるウォーキングイベントとして、毎年10月の第一日曜日に生涯脳を守るキャンペーン“パイロットウォーク”(Brain Power Walk 又は END Alzheimers' Walk)を開催しています。また、誰かを気遣うシンプルな行動が今日の一日、 人生、そして世界を変えることができるということを忘れないために、11月の第2週を “Inter national Kindness Week” 国際ケア&カインドネス週間としてピックミーアップ活動を推奨しています。クラブレベルでは地元に密着した活動をそれぞれに趣向を凝らし開催しています。

パイロットインターナショナルは2021年、設立100年を迎え、今年度、次なる100年を見据えた航海に旅立ちます。100年後の世界、そこに至る道のりは想像もできませんが、変わらず、脳を大切にする活動・支援をしている団体として地域と共に、皆さんと共にあることを願っています。

 

                            一般社団法人パイロットインターナショナル日本ディストリクト

                                                       代表理事・ガバナー  木村 裕紀