日本での発展の軌跡


黎明期 1951年~1982年


1951年 フロリダ州セントピータースバーグPCの会員であったメアリー・カーター女史との出会いがきっかけとなり、裏千家茶道家の近藤千蔭とジャパンタイムス(当時ニッポンタイムス)の白石つぎの2名が各分野の知識層夫人に働きかけ、チャーターメンバーを募りました。そして、セントピータースバーグPCのオーガナイズでPI本部より3月15日に日本で最初のクラブ 東京パイロットクラブが誕生しました。会員は初代会長の代議士の神近市子をはじめとして、作家の平林たい子、国会議員の市川房枝や加藤シヅエ、津田塾学長の藤田タキなどそうそうたる顔ぶれでした。奉仕活動もさることながら、彼女たちは日本女性の地位向上に情熱をもち、計り知れない貢献をして参りました。

1972年 アメリカPI創立50周年また、東京PC創立20周年ということで、税所百合子がPIコンベンションに初参加し、代表でスピーチをしました。アメリカでの女性のパワー、相互支援などを学び感動したことがきっかけとなり、税所百合子の献身的な日本国内の拡張活動が始まります。

1973年 東京パイロットクラブが設立してから22年目に、2つ目のクラブである大阪パイロットクラブが誕生しました。1980年には盛岡パイロットクラブ、1981年には鹿児島パイロットクラブ、1984年には沖縄パイロットクラブと、次々と姉妹クラブが設立されました。