PI 日本ディストリクト
パイロットクラブ・エール賞贈呈式
~パイロットクラブ・エール賞を和田啓子氏に贈呈~
7月2日、金沢パイロットクラブの協力により、金沢の「気まぐれカフェ」にて「エール賞授賞式」が行われ、金沢パイロットクラブの金会長から受賞者の和田啓子氏へ「パイロットクラブエール賞」を贈呈いたしました。
(近所のお年寄りや仲間たち、銀河の仲間のたまり場 気まぐれカフェにて)
和田啓子様より次のようなご挨拶をいただきました。
「この度はパイロットクラブ・エール賞を受賞し、本当に嬉しく感激しております。ありがとうございます。
私は38年にわたり中学校で音楽を教えていました。
異動先の学校が日本でも数少ない、本校健常児と分校障がい児が同じ校舎で学ぶ学校だったことが、私が障がいのある多くのお子さんと関わるきっかけとなりました。障がいのあるお子さんへの教育において音楽が果たす役割に気付き、その後は音楽を通した障がい児教育に従事してきました。障がいのあるお子さんが音楽に接する喜び、音楽を奏でる喜び、その喜びの表情は、周りの方がたに感動を届けてくれます。
またスリランカで幼児のための音楽教育を広めることと、幼児教育者の育成にも力を入れています。
これからも、子どもたちのために、少しでも貢献できれば幸いです。」
和田啓子様ご紹介 「すてきなまちをみんなでつくる」「市民がつくる福祉」
・20年前から月2回自宅を主な活動場所とし知的障がい者の音楽療法を実施。
(内1回は外部からプロを招き「本物」の演奏家によるコンサート等に触
れている。)
・2001年から毎年市内でボランティアコンサート活動を開催。
・県外の知的障がい者団体とも交流し2008年滋賀県、2009年長野県、
2010年静岡県、特に2012年には宮城県気仙沼支援学校へ遠征し合同コン
サートを実施。
・2014年には韓国南光州の知的障害児施設「白善パウロの家」と交流した。
・スリランカで壊れた楽器の再生(修理)に取り組むとともに、現地の保母
学校の音楽指導に携わる。
・スリランカからの留学生を受け入れるなど、教育者育成にも尽力している
日本から送られたグランドピアノの修理を兼ねて、幼児教育の勉強に金沢へ来ていたチャマリさんに会いに、スリランカへ行った時の写真をご紹介いたします。
2016年2月21日 コロンボにて NCEF(スリランカ全国児童教育振興財団)のみなさんと